Vol.20~どんな肌にも心地よくホリスティックに、美白と向き合う~

三寒四温を経て、春の光に少しずつ強さを感じる季節になりました。気持ちよい季節へとむかう喜びと同時に、肌にとっては、紫外線はもちろんのこと、寒暖差や乾燥、花粉など、あらゆる刺激を受けやすい時期でもあります。今回は、夏を迎える前に整えておきたい美白ケアをテーマに、私の考える”美白”への向き合い方や、MiMCの美白美容液「メラノオーガナイズリセット10D」についてお話しさせていただきます。


美白ケアとは、刺激の伝達から肌を守ること

美容医療が身近になった現代では、たとえシミができても、レーザー治療やピーリングなどで取り除くことに対してハードルが低くなっているかもしれません。ですが、前回のコラムでもお話したように、肌も身体もひとつの生命体として機能している以上、本来はそんなに単純なものではないと思います。

紫外線を浴びて強い刺激を受けた肌がメラニンを生成してシミを作り出すまでの過程には、たくさんのステップがあります。活性酸素が発生し、炎症因子が放出され、メラニン生成のサインが出て、チロシナーゼが活性化して、メラニンの過剰生成、細胞の代謝や角質状態が変化する。シミができる背景にはいくつもの要因が重なっています。

とはいえ、どの過程でトラブルが起きているかを判断することは難しいので、結局のところ、日々肌と丁寧に向き合い、必要なケアをして、ダメージが大きくなる前に予防線を張っていく。その積み重ねこそが、美白ケアの本質だと思っています。


紫外線も乾燥も、肌にとっては同じ刺激


美白ケアと紫外線対策はセットで語られることが多いと思いますが、なぜ紫外線がシミの原因になるかというと、紫外線の刺激というのは非常に強く、短時間のうちに肌に炎症を引き起こしやすいからです。炎症物質が放出されると、炎症から皮膚を守るためにメラニン生成が促されていくのです。つまり、紫外線が問題なのは、単に“日差しを浴びたから”だけではなく、”肌に炎症を起こしやすい強い刺激”だからということ。紫外線対策については以前のコラムでもご紹介していますのでぜひご覧ください。

Vol.9 〜肌を守り、輝かせる メイクを格上げする日焼け止め〜


実は乾燥も同じく、肌にとっては立派な刺激のひとつです。乾燥した状態が続くと、肌は常に揺らぎやすく、慢性的に炎症に傾きやすい状態になります。そうした小さな刺激の積み重ねもまた、実はシミの原因になっているのです。美白ケアをするならば、まずは肌を刺激から守り、炎症を起こしにくい状態へ整えていくことが大切です。


ホリスティックな視点で炎症から肌を守る10のアプローチ

あらゆる刺激から肌を守りながら、シミが作られるプロセスにアプローチできる方法はないか。そんな想いから生まれた製品が「メラノオーガナイズリセット 10D」です。

先ほどの話と少し重複しますが、シミが肌に現れるまでには、活性酸素の発生から始まり、炎症、メラニン生成、角質の変化まで、いくつもの段階があります。だからこそMiMCは、ひとつの原因だけを狙い打ちにするのではなく、その流れ全体を10のアプローチで捉え、その全方向にアクションする、という考え方で設計しました。それが10Dアプローチプログラムです。

なかでもポイントになるのが、炎症へのアプローチ。炎症から肌を守る力、これは自然界に生息する植物が得意とする力です。人々は昔から、痛みやかゆみ、腫れや赤みといった炎症に対して、植物やハーブの力をかりて、穏やかに整える知恵を身につけ、現代においても様々な場面で活用されています。

メラノオーガナイズリセット 10D」では、美白有効成分のエラグ酸がメラニンの生成を抑え、厳選した植物成分が肌にうるおいを与え、肌荒れを防ぎ、すこやかな肌環境に整えていきます。シミだけを見るのではなく、シミができやすくなる肌環境まで含めて考えること。それが、MiMCがたどり着いた美白の考え方です。


生体親和性にこだわった、肌に届ける処方設計

商品開発で一番時間がかかったのは、実は成分を選ぶこと以上に、”どう肌に届けるか”でした。ナチュラルなものだけでつくろうとすると、どうしても肌の上にのってしまったり、べたついてしまったり、浸透感が出にくかったりすることがあります。

天然由来成分だけでありながら、肌にのせた瞬間にすっと溶け込むように角質層に浸透し、その潤いが持続していく。納得のテクスチャーに辿り着くまでに何度も試作を繰り返しました。

鍵になったのが、「ナチュラルデリバリーシステム処方」。植物由来の成分で作った、角質層と同じ構造の小さなカプセルに、オイルやエキスなど性質の異なる美容成分をまとめて包み込む技術を採用しています。本来は混ざり合いにくい成分をひとつのカプセルの中にまとめることで、肌の上でバラバラに働くのではなく、一緒に角質層へと届けます。素材同士の組み合わせによって安定性が出にくかったり、色の変化が起きたり、自然素材ならではの難しさに何度も向き合い設計しました。





あらゆる肌状態に寄り添う、乾燥しない美白ケア

美白化粧品を使うと乾燥するというお悩みを、よく耳にします。ですが、美白のためのスキンケアで肌が乾燥するのであれば、それは本末転倒です。これまでにお話したとおり、乾燥は肌にとって刺激であり、炎症の原因です。美白を目指しているのに、そのケア自体が乾燥や刺激につながってしまうならば、見直しが必要かもしれません。思い当たる方はぜひ、メラノオーガナイズリセット10Dを試してみてくださいね。潤いが続くことを実感していただけると思います。

未病という考え方があるように、シミができてから対処するのではなく、できてしまう前のケアを大切にしてほしいと思います。紫外線を防ぐこと、乾燥させないこと、刺激を与えないこと。肌に余計な負担をかけず、肌を守りながら、日中に受けた刺激は、その日のうちにきちんとケアすること。その積み重ねが、数か月後、数年後の肌印象に大きな差を生むと思います。

これからますます紫外線は強くなり、肌にとっては過酷な季節になりますが、必要なケアはとてもシンプルです。春夏をアクティブに楽しむためにも、ぜひ意識してみてくださいね。